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楽しい酒の席で気分が高まって飲みすぎてしまうと、翌朝起きたら二日酔いに襲われる…こんな経験をしたことはありませんか?
二日酔いは、お酒が好きな人にとっては厄介な存在です。
「なぜ、いつも二日酔いになってしまうのだろう?」とお悩みの方へ、二日酔いはどうしておこるのか原因についてご紹介したいと思います。
二日酔いに悩まされている方や二日酔い対策をしたいとお思いの方は是非、参考にして下さい。
【二日酔いの原因】
まず、二日酔いは過剰にアルコールを摂取することによって現れる人体の反応だということです。
アルコールへの耐性には個人差があり、自分にとっての適量を飲めば二日酔いの症状は現れません。
適量以上のアルコールを摂取すると、体内でアルコールが分解される過程で作られる毒性の強いアセトアルデヒドという物質を作りだします。
人の体には、アセトアルデヒドを分解する役割を持つアセトアルデヒド脱水素酵素とグルタチオンという物質がありますが、分解機能にも限界がある為、アルコールを摂取しすぎるとこれらの物質もついていけなくなってしまいます。
飲みすぎることで体内には毒素が蓄積されていき、頭痛・動悸・吐き気などの二日酔いの症状が現れます。
【喫煙者は二日酔いになりやすい】
次に、お酒を飲みながら煙草を吸う方が二日酔いになりやすいという点についてです。
実は、二日酔いの原因となるアセトアルデヒドは煙草の中にも含まれています。
喫煙をしている方は、煙草と一緒にアセトアルデヒドを体内に取り込んでいますが、煙草を吸わない人も受動喫煙によって体内へ取り込んでしまいます。
喫煙者は、吸いたくなったら席をはずしてから吸うようにするなど同席者へ気を配ることも大切です。
【飲むものによって影響が違う】
ウイスキー・ブランデー・テキーラ・バーボン・赤ワインなど濃いお酒は、熟成中にコンジナーという不純物が他のお酒より多く生成されます。
コンジナーは二日酔いの症状を悪化させますので、二日酔いが気になる方はコンジナーが多く含まれているお酒を控えた方がよいでしょう。