石鹸の肌のツッパリ感と髪のキシキシ感を抑える方法
せっかく無添加石鹸を使っても、お肌のツッパリ感や髪の毛のキシキシ感を抑えるために、添加物バリバリの保湿クリームやリンスを使うのはちょっと気が引けますね。
石鹸を使うとお肌が突っ張るのは、弱酸性であるお肌が、アルカリ性である石鹸を使うことで、一時的にアルカリ性になるためです。お肌に粉が吹くと言われる現象もお肌のアルカリ転化によっておこると言われています。また、髪の毛がキシキシするのも、石鹸のアルカリで髪のキューティクルが開いてしまい、石鹸カスが髪に付着するために起こります。
このような場合は、クエン酸リンスや酢リンスをするとお肌のツッパリや髪の毛のキシキシを抑え、お肌や髪の毛を保護して潤いを与えてなめらかになります。クエン酸リンスや酢リンスは、開いてしまった髪の毛のキューティクルを閉じてくれますし、流しきれていない石鹸カスは脂肪酸に変わるために保湿成分となります。
酢リンスの難点は、お酢の臭いだけですねです。。。全身酢の臭いはちょっといただけません。
クエン酸リンスも酢リンスも身体に使用した場合はヌルヌル感が残りますが心配はありません。使用した後、ちゃんと洗い流せばヌルヌル感が残っていても気にしないでください。
酢リンスはご家庭にあるもので手軽に出来るので一度お試しください。
お肌に合わないと感じたらお止めください。
【酢リンスの仕方】
1.石鹸の泡や石鹸カスが残らないように洗い流します。
2.洗面器一杯のお湯にお酢をおちょこ1〜2杯くらい入れてリンスします。
3.やりながらお肌や髪の毛の状態を見てお酢の量は調整してください。
4.身体や髪の毛をリンスして、最後に洗面器の酢湯を頭からザバッとかぶります。
5.その後、シャワーや洗面器のお湯ですすいで終了
6.きしんでいた髪の毛やお肌がしっとりサラサラになったのではないかと思います。
7.髪の毛のパサつきが気になる場合は、髪が濡れている間に椿油などを数滴つければOKです。
【お薦めのお酢】
穀物酢・純米酢はお酢の臭いが強いのであまりお薦めできません。。。
お使いになるなら、リンゴ酢などのフルーツ系のお酢などが良いと思います。
アミノ酸を多く含んでいるため、黒酢もお薦めのようです。
【クエン酸リンスの仕方】
基本的に酢リンスと同じです。
クエン酸は無臭なのでお酢の臭いが苦手な方はクエン酸をご利用になると良いようです。
クエン酸は100均等でも売っているそうなので手軽に手に入ります。
【クエン酸リンスの作り方】
1.500mlのペットボトルを良く洗って乾かします。
2.ペットボトルにクエン酸60gを入れて、半分くらいまで水を入れて振ってよく混ぜます。
3.ペットボトルいっぱいまで水を追加して、また混ぜます。
これで完了!作り置きしてご利用ください。
使う量は酢リンスと同じで洗面器一杯のお湯におちょこ1〜2杯程度です。